少年野球の迫力あるプレーや選手の笑顔をしっかり写真に収めるには、カメラ選びが肝心です。この記事では少年野球におすすめのカメラの選び方をポイントごとに解説し、便利な一眼レフモデルも紹介します。撮影に役立つ注意点も紹介するので、チームの貴重な思い出を写真に残したい方はぜひ参考にしてください。
少年野球におすすめのカメラの選び方

ズーム性能・望遠レンズの有無

- 遠距離撮影に適したレンズ
- 光学ズームの倍率
- 交換レンズの互換性
球場の外野や遠いプレーを撮るときは、しっかりズームできるカメラが重宝します。特に望遠レンズ対応や高倍率ズームがあれば、ベンチからでも選手の表情を捉えやすくなります。カメラ本体とレンズの互換性にも注意し、必要に応じて交換レンズが使えるモデルを選びましょう。
広いグラウンドを考慮すると200mm以上の望遠域があると便利です。プレー位置によっては300mm以上が望ましい場合もあります。
シャッタースピード・連写性能
少年野球の動きは予測しにくく、選手が素早く走ったり投げたりする場面も多いです。シャッタースピードが十分に速いカメラなら、ブレを抑えてクリアな写真を撮ることができます。また、連写機能が強力なモデルなら、一連のプレーを連続で記録してベストショットを逃しません。
毎秒5コマ以上あると動きのあるシーンでも安心です。上位機種では10コマ以上の連写を実現している場合もあります。
オートフォーカスの性能
- 動体追従性能
- ピントのスピード
- AFポイントの数
少年野球では、予測不能な動きへの対応力がポイントです。オートフォーカス機能が高性能だと、素早く走る選手や飛んでくるボールにもピントを合わせやすくなります。AFポイントが多い機種や動体追従性能に優れたモデルを選ぶことで、決定的瞬間を逃さずに撮影できます。
メーカーサイトや口コミを参考に、動き物に対する評価をチェックしましょう。デモ機があれば実際に動く被写体で試すのも有効です。
耐久性・防塵・防滴性能
少年野球の試合は天候やグラウンド状態が常に良いとは限りません。防塵・防滴性能を備えたカメラなら、少しの雨や砂ぼこり程度では故障しにくいです。加えて、ボディの作りがしっかりしているかも注目ポイントです。定期的にセンサーやレンズの掃除をするなど、手入れも重要になります。
ブロアーや柔らかいクロスでレンズやボディのホコリを落とし、センサークリーニングは専用キットを使うと安心です。
サイズ・重量
試合の際はグラウンドへ移動したり、他の用具と一緒に持ち運んだりと荷物が多くなりがちです。コンパクトなボディや軽量設計のカメラなら、負担を減らして気軽に撮影できます。必要な性能を確保しつつ、長時間携帯しても苦にならないサイズと重さを選ぶと安心です。
長時間撮影でも腕や肩への負担が少ないため、集中してプレーを追いかけられます。遠征先への持ち運びもしやすいです。
価格とのバランス
カメラは価格帯によって性能が大きく異なりますが、必ずしも高額モデルだけが良い写真を撮れるわけではありません。少年野球の撮影で押さえるべきポイントを明確にして、予算と照らし合わせながら最適なモデルを見極めるのがおすすめです。レンズやアクセサリーも含めて検討しましょう。
性能と状態をきちんと確認できるならアリです。信頼できる店舗や保証付きの中古品を選ぶと安心感があります。
少年野球におすすめの一眼レフカメラ12選
Nikon D3500
小型軽量と簡単ガイドモードで初めてでも安心の一台。旅行にも便利な入門機機能多彩で広いシーンに対応可能
Nikon D5600
広角から望遠まで多彩なレンズに対応し撮影幅が拡大。スマホ連携もスムーズな軽量ボディが魅力入門機に最適
Canon EOS Kiss X10
ポチップ

高性能なDIGIC 8搭載で高画質と高速処理を両立。軽量設計ながらバリアングル液晶で多彩アングル撮影
Canon EOS Kiss X9i
オールクロス45点AFとデュアルピクセルAFで高速合焦。バリアングル液晶により自在アングル撮影を実現
Canon EOS 90D
ポチップ

有効3250万画素の高解像度と10コマ連写で高速撮影。動く被写体も逃さない高精度AFにより表現が可能
Nikon D7500
ポチップ

DXフォーマット2088万画素センサーで高感度撮影。連写8コマ秒と高性能AFにより動き物にも対応可能
Pentax K-70
防塵防滴設計とISO102400対応で撮影を実現。バリアングル液晶とAF搭載で屋外撮影も快適にこなす
Canon EOS Kiss X10i
ポチップ

有効2410万画素と最高7コマ秒連写で瞬間を逃さない。軽快操作性とバリアングル液晶で多彩な撮影を実現
Nikon D850
4575万画素裏面照射型センサーが描写力を発揮。9コマ秒連写と精度AFで風景からスポーツ撮影にも対応
Pentax K-3 Mark III
約2573万画素と最高12コマ秒連写で鮮明に捉える。光学ファインダーの高視野率により被写体動きを把握
Canon EOS 6D Mark II
ポチップ

2620万画素フルサイズCMOSセンサー搭載の機。バリアングル液晶や高感度撮影対応で多彩表現を狙える
Nikon D780
有効2450万画素のCMOSで高画質を実現。ライブビュー高速AFや高速連写に対応し多用途に使える一台
使用する際の注意点

周囲の安全・ルールを守って撮影

- ボールの行方をチェック
- 他チームとの距離感
- 審判・指導者の指示を優先
少年野球の撮影では、ボールが突然飛んでくることも多く、カメラに集中しすぎると危険です。自チームだけでなく相手チームや審判の位置にも配慮し、プレーを妨げないように撮影しましょう。グラウンドのルールや指導者の指示をしっかり守ることで、選手にも安心してプレーしてもらえます。
練習や試合前に撮影場所を確認し、ボールや選手の動きを常に意識して構えることが大切です。
電池・メモリーの準備
試合や練習を撮影していると、思いのほか大量の写真や動画を撮ることがあります。バッテリー切れやメモリーカードの容量不足に備えて、予備バッテリーやカードを持っていくと安心です。また、大量に撮影したデータをその日のうちに整理する習慣をつけると、次回の撮影準備がスムーズになります。
バッテリーは最低1個、できれば2個以上の予備があると安心です。メモリーカードも複数枚用意し、容量の大きいものを選びましょう。
周りの観客や選手の迷惑にならないよう配慮
カメラを構えると視界を塞いだり、試合観戦の邪魔になる場合もあります。試合会場やスタンド、ベンチ周辺では周囲への気配りが不可欠です。大きな三脚などを使用するときは、場所をとるため特に注意が必要です。撮影に夢中にならず、周囲の状況を常に把握しておきましょう。
人の往来や視界を遮らない場所を選び、声や音を出しすぎないようにしましょう。観客の邪魔にならないよう配慮が大切です。
記事のまとめ
- 望遠撮影がしやすいカメラを選ぶ
- 高速シャッターと連写で動きを捉える
- オートフォーカス性能でピントを逃さない
- 防塵・防滴や頑丈な設計を重視
- 持ち運びしやすいサイズと重量
- 価格とのバランスで無理なく選ぶ
- 安全ルールを守って撮影する
- バッテリーやメモリーの余裕を確保
少年野球の撮影では、グラウンドの広さや激しい動きに対応できるカメラが重要です。今回紹介したポイントを踏まえ、自分の予算や使い方に合った一台を選んでください。しっかりとした準備とマナーを守りながら、迫力ある写真や感動の瞬間を収めましょう。